数年前から、家族で新築の全館空調付き戸建て住宅に住み始めました🏠️
この記事では、実際に6年間住んでみて感じた全館空調のメリット・デメリット、
電気代やお手入れ方法についてお伝えします。
はじめに
ここで紹介する内容は、私個人の体験に基づいたものです。
住宅の設計・設備・使用環境によって異なる場合があるため、あくまで参考としてご覧ください🙇♀️
また、この記事は全館空調を推奨するものではなく、導入を検討する際の「一つの情報」として読んでいただければ嬉しいです。
検討の際は、専門家へのご相談の上、ご自身のライフスタイルに合った選択をされることをおすすめします☻🌟
全館空調とは?
全館空調とは、家全体の空気を循環させて温度を均一に保つ冷暖房システムです。
各部屋ごとにエアコンを設置するのではなく、廊下やトイレなども含めて快適な温度が保たれます。
我が家の場合は、2階に全館空調の本体があり、そこから空気を循環させています。
・1階:天井からの吹き出し

・2階:床からの吹き出し

メリット
快適に過ごせる
家中の温度がほぼ均一なので、一年を通してとても快適に過ごせています。
冬のお風呂上がりの脱衣所も寒さは多少あるものの、暖房器具を使うほどではなく、ヒートショックのリスクも少ないと思います💡
一年を通して同じ寝具が使える
布団の衣替えが不要になり、オールシーズン布団を1年中使っています。
電気毛布やこたつ布団も使わなくなり、引っ越し後に処分しました。
真冬の朝でも「布団から出られない…❄」と感じることがなくなり、すぐに活動できています💪
外出時や帰宅時に電源操作の手間がない
基本的に一年中・24時間つけっぱなしなので、電源のON/OFFを気にする必要がなくなりました🙆♀️
冷暖房器具による怪我リスクが低い👶
ストーブやヒーターなどを使わなくて済むため、小さなお子さんがいる家庭にとっては安全面でも安心です。
花粉症の症状が和らいだ
全館空調が外気の花粉やホコリを取り除いてくれるようで、花粉症の夫も
「家の中では症状が楽」と話しています☻
デメリット
部屋ごとの温度調整が難しい
全館一括管理のため、特定の部屋だけを冷暖房するのは難しいです。
家族で好みの温度が違う場合、一律の設定に不満を感じることもあります🤨
家具・家電の配置に注意が必要⚠️
床の吹き出し口の近くに小さな冷蔵庫を置いた際、中で水漏れが発生したことがありました。
吹き出し口を塞がなくても、近すぎると影響を受けることもあるようです💦
水漏れ・腐食のトラブルが起こるリスク
築7年目の夏、突然1階の天井の照明の隙間から水漏れが発生しました😱
原因は、屋外のドレン詰まりが影響して空調ダクトが外れてしまった可能性があるとのこと。
天井内部を確認できる範囲で見ると黒ずみがあり、腐食しているような臭いも感じられました💧
ハウスメーカーさんに相談し、
・腐食部分を修繕する工事(これから実施予定)
・全館空調のクリーニング(先日実施済み)
を行うことになりました。
保証の範囲内での対応となり、費用はかからないとのことです。
電気代はどれくらいかかる?
我が家はオール電化プランで、基本的に空調は24時間稼働させています。


夏は比較的安めですが、冬〜春にかけて電気代が高い傾向です。
最も高いときは月に45,000円かかったこともありました😱
フィルターのお手入れ方法
操作パネルにフィルター掃除のサインが出たら、
- メイン装置のフィルターに溜まったホコリを掃除機で吸い取る
- パネルのサインをリセットして完了
だいたい1〜2週間に1度行っています。
また、床の吹き出し口にもゴミが溜まるので、掃除機や綿棒でお掃除しています🧹
長期間放置するとカビのようなものが発生することもあるので要注意です🦠💦
加えて、1〜5年に1度は業者による点検やクリーニングが推奨されているようです。
おわりに
全館空調はとても快適ですが、水漏れトラブルを経験し、定期的な点検や清掃の大切さを実感しました。
これから導入を検討される方は、保証内容やメンテナンス計画も合わせて確認しておくのがおすすめです。
まだ未知の部分も多いですが、この記事が新築で全館空調を検討されている方の参考になれば幸いです😊
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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